みなさんこんにちは!広告代理店のメルマガ運用担当です!

今日は、SEOやAIOに取り組むうえで、かなり重要な「記事数と品質の考え方」について話しますー!

SEOの話をしていると、「これからは量ではなく質の時代です」「記事をたくさん作るより、1記事1記事の品質を高めたほうがいいです」という話をよく聞きます。

もちろん品質が重要なのは間違いありません。

ただ、実際にメディアを伸ばしてPVや問い合わせを増やしていくという観点で考えると、「記事数より品質を先に考えるのは論外」だと思っています。

今回は、なぜ僕たちが「記事数ファースト」で考えているのか、その考え方についてまとめます。

記事数は大前提。これがなければ始まらない

まず大前提として、SEOやAIOで成果を出したいのであれば、一定以上の記事数は絶対に必要です。

理由はシンプルで、そもそも記事が存在しなければ、検索結果やAI検索上でユーザーと接触するポイントが増えないからです。

10記事しかないサイトと1,000記事あるサイトでは、狙えるキーワードの数も、検索結果に表示される可能性も、ユーザーがサイトへ流入する入口の数もまったく違いますし、
成果を出す難易度が段違いに上がります。極論、誤解を恐れずに言えば100万PVを達成するために1記事で達成するか100万記事で達成するか、どっちの方が簡単か、そしてリスクがないかと言われれば確実に後者です。

もちろん、1記事で大量のPVを獲得できるケースもあります。ただ、それを前提にメディアを設計するのは再現性が低すぎます。つまり、記事数を増やせば増やすほど簡単に成果が出るしPV下落のリスクも減るということです。

ですので基本的には、記事数を増やし、検索市場に対する接点を増やし、それをやりながら並行して品質を上げていく、リライトの構造を入れる。こういうやり方しなければ、安定してアクセスを伸ばしていくことは難しいです。

品質は「使える工数」から逆算する

では、記事の品質はどう考えるのか。

ここについては、自分たちがどれだけ工数を使えるのかから逆算すればいいと思っています。

1記事に10時間使えるのであれば、その10時間の中で最大限品質を高めればいいですし、1記事に2時間しか使えないのであれば、その2時間の中で可能な限り良いコンテンツを作るしかありません。

つまり、品質というのは予算や人員、制作体制によって変わるものです。

重要なのは、品質を上げたいからといって記事数を減らしてしまわないことです。

「品質を2倍にするので、記事数を半分にします」という判断をしてしまうと、SEOメディアとして獲得できる検索面そのものが減ってしまいます。

品質に使える工数と、必要な記事数は、分けて考える必要があります。

工数とは関係なく、記事数が増えなければPVも増えにくい

ここを混同してしまうケースが非常に多いです。

「社内のリソースが足りないから月10記事しか作れない」というのは制作側の事情であって、検索市場側には関係ありません。

Googleもユーザーも、自社の制作リソースを考慮してくれるわけではありません。

狙うべきキーワードが2,000個あるのであれば、基本的にはそれだけコンテンツを作る必要がありますし、その市場で競合が数千ページを展開しているのであれば、こちらも相応のコンテンツ量が必要になります。

だからこそ、最初に「今の体制だと何記事作れるか」を考えるのではなく、成果を出すためには何記事必要なのかを考えるべきです。

その必要記事数を出したうえで、予算や制作体制を組み立てていく順番が重要です。

最低1,000記事、できれば2,000記事以上は欲しい

では、実際にどのくらいの記事数を目指せばいいのか。

もちろん業界や商材、検索ボリュームによって変わりますが、本格的にSEOメディアとしてPVを作っていくのであれば、個人的には最低でも1,000記事程度は欲しいと考えています。

2,000記事くらいないは余裕で欲しいし、理想を言えば3,000〜5,000記事程度までコンテンツを広げたいところです。本当の本当は冗談ではなく100万記事1億記事あれば最高とすら覚えています。ここまで記事数に対して自分は熱量を持っています。

記事数が多くなればなるほど、ビッグキーワードだけではなく、ミドルキーワード、ロングテールキーワード、悩み系、比較系、事例系、ハウツー系など、検索市場をかなり広い範囲でカバーできるようになります。

SEOは一部のキーワードで順位を取るゲームというより、市場全体にどれだけ多くの入口を作れるかという考え方のほうが重要です。というか、そっちの方が誰でも成果が出るので簡単です。

1,000〜5,000記事を作ったうえで、毎月100〜200記事増やしていく

そして、一定の記事数を作ったら終わりではありません。

理想としては、1,000〜5,000記事程度のコンテンツ資産を持ったうえで、さらに毎月100〜200記事程度を追加していきたいです。

記事数を追加していかないとSEO/AIOで理由もなく落ちていくし、
普通に考えても時代が変われば検索されるキーワードは常に増えますし、新しいサービスや商品、トレンド、ユーザーの悩みも日々生まれるのでコンテンツのネタ切れは言い訳なので許されません。

どのKW・コンテンツを増やすかはセンスが問われる

もちろん、ただ闇雲に記事数を増やせばいいわけではありません。

どのキーワードから記事を作るのか、どのテーマを広げるのか、どの検索意図を狙うのか、どこまでロングテールを取りにいくのか。

このあたりはかなりセンスが問われます。

競合サイトをそのまま真似して記事を作るだけでは、後発メディアが勝つのは難しいです。

問い合わせにつながりやすいテーマを見つけたり、競合がまだ拾えていない検索需要を探したり、1つのテーマから関連キーワードを横展開したりする。

記事数そのものは必要ですが、どの記事を増やすのかという設計部分がSEO担当者の腕の見せ所になります。

これに関しては書き始めると長くなるので今日は割愛。

SEO/AIOは3年くらいの通年予算で考える

そしてSEOで一番もったいないのが、途中でやめてしまうことです。

半年間だけ予算を使って数百記事を作り、「思ったより問い合わせが増えなかったのでやめます」という状態になると、それまで積み上げてきたコンテンツ資産を十分に活かせません。

SEOは、記事を作った翌日にすべて成果が出るものではありません。

記事数を増やし、順位が付き、サイト全体の評価が高まり、内部リンクが強くなり、指名検索や被リンクが増え、そこからさらに順位が上がる。

こうした積み上げによって、徐々に大きな成果につながっていきます。

そのため、基本的には通年で予算を確保し、できれば3年程度は継続する前提で取り組んだほうがいいです。それだけやってればKWが的外れじゃなければ必ず大なり小なり売上にはつながります。

これは確定した未来です。

最終的にはPVではなく、問い合わせ・CVを改善する

そして最終的に重要なのは、そこから問い合わせや購入などのCVにつなげることです。

記事数を増やして毎月の流入が増えてきたら、次は「どの記事から問い合わせが発生しているのか」「どこでユーザーが離脱しているのか」「CTAは適切なのか」といった部分を継続的に改善していきます。

つまり、SEO/AIOでは、コンテンツを大量に作って流入経路を広げながら、同時にLPOを行ってCVRを高めていく必要があります。

記事数を増やす → PVを増やす → PVを集める → LPOする → 記事数を増やす → LPOする → 問い合わせを増やす。

このサイクルを毎月回し続けることが大事ですし、10年単位でこれをやり続ける、其の予算をつけるのがコンテンツマーケの作戦です。

まとめ

SEO/AIOでは「量より質」という言葉が使われがちですが、実際の運用では、量か質かの二択ではありません。

まず、成果を出すために必要な記事数を確保する。

そのうえで、使える予算や工数の中で最大限品質を高める。

この順番です。

品質を高めるために記事数を減らすのではなく、必要な記事数を維持したまま、どう品質を高めるのかを考える。

SEO/AIOを本気で伸ばすのであれば、まず「何記事必要なのか」から考えてみてください。

それではまた次回のメルマガで!