LINE広告とは?現在はLINEヤフー広告で配信する
LINEへの広告は、メッセージをやり取りしたり、ニュースや生活情報を見たりする場面で、商品やサービスを知ってもらう手段です。検索結果で商品名を調べている人だけでなく、まだ商品を探していない人にも接点をつくれます。
2026年4月にはLINE広告とYahoo!広告のプラットフォーム統合が進み、旧LINE広告の国内向け配信は同年10月26日で終了しました。2026年11月時点で新規に検討する場合は、LINEヤフー広告の現在のメニュー、管理方法、掲載面を確認します。
昔の解説に載っている管理画面や作成手順を、そのまま使えるとは限りません。以前に配信していた場合も、旧アカウントでの実績と、新しい配信環境で利用できる設定やデータを区別して整理します。
統合と配信終了の案内:LINEヤフー広告のプラットフォーム統合、LINE広告の配信停止完了について
LINEではどこに広告が出る?主な掲載面と特徴
LINEヤフー広告のディスプレイ広告は、LINEやYahoo! JAPANの広告掲載面に、画像や動画などを配信するメニューです。LINEの掲載面には、トークリスト、LINE NEWSなどがあります。すべての掲載面で、同じ大きさや形式の素材が使えるわけではありません。
| 掲載面の例 | 利用している場面 | 表現を考える視点 |
|---|---|---|
| トークリスト | 連絡を確認する日常の時間 | 短い言葉でも何の案内か伝わるか |
| LINE NEWS | ニュースや情報を読む時間 | 画像と見出しから商品への関心が生まれるか |
| LINEの生活関連サービス | 身近な情報や特典を確認する時間 | 生活のどんな場面で使う商品かがわかるか |
この表は素材を考えるための整理です。配信できる面や指定できる条件は、広告の種類と設定で変わります。見せたい画面が決まっている場合は、その面に対応する広告形式や素材条件を確認してから制作します。
掲載面・形式:LINEヤフー広告「ディスプレイ広告(運用型)」
広告メニューとLINE公式アカウントの違い
| 手段 | 考え方 | 選ぶ前に決めること |
|---|---|---|
| ディスプレイ広告(運用型) | 目的や予算を設定し、結果を見ながら配信を調整する | 認知、訪問、購入など、増やしたい行動 |
| ディスプレイ広告(予約型) | 掲載条件や期間などを確認して出稿を計画する | 告知の期間、必要な広告枠、制作と進行の条件 |
| LINE公式アカウント | 友だちとのメッセージや継続的な接点を運用する | 追加後に何を届け、どんな行動につなげるか |
LINEに広告を出すことと、LINE公式アカウントでメッセージを送ることは同じではありません。広告から新しく接点をつくり、友だちになった人へ案内を届ける、といった組み合わせを考える場合も、入口とその後の役割を分けます。
「友だちを増やしたい」という相談なら、追加数だけでなく、追加した人に何を届けるかも先に考えます。特典だけを目当てに追加され、その後にブロックされてしまう状態と、購入や来店につながる状態を区別するためです。
サービスの区分:LINEヤフー広告、LINE公式アカウント
LINEへの広告配信が候補になる場面
LINEへの配信は、生活の中で使う商品やサービスの価値を、短い情報から伝えられる場合に候補になります。購入や問い合わせが目的なら、日常のどの不便や希望に応える商品かを画像と言葉で示せるかが、表現を考える手がかりです。
たとえば地域の住宅設備サービスであれば、専門用語を並べるだけでなく、対応できる不具合、対応地域、相談方法を一目で伝える方法があります。広告の見た目だけを一般向けにしても、移動先が専門業者向けの説明だけでは、問い合わせの判断まで進みにくくなります。
販売対象が極めて限定される法人商材などでは、広い配信先に対して何を伝えるかを特に整理したいところです。商品との関係が薄い人のクリックを集めるより、広告の段階で対象者や提供条件がわかる表現を検討します。
画像・動画では、一瞬で伝える情報を絞る
LINEの小さな表示領域で、長い説明をすべて読んでもらうのは難しい場合があります。商品の主役、何に役立つか、価格や対象条件など、最初に必要な情報を選びます。説明の続きはリンク先に置き、広告とページで情報を分担します。
同じ商品でも、見せ方は一つではありません。「使う前の困りごと」「利用場面」「選べる種類」などを別々の案として用意すれば、どの入口に関心が集まるかを比べられます。背景色だけを変える比較より、次に何を伝えるべきかを判断する材料になります。
画像や動画は、利用する広告形式ごとの入稿条件に合わせます。昔のLINE広告のサイズ表を、現在のすべての広告枠に適用せず、配信する面と形式の条件を確かめます。
費用と効果は、訪問・友だち追加・購入を分ける
広告の費用を比べるときは、何を増やす配信なのかをそろえます。サイトへの訪問を増やす広告と、認知を広げる広告を、購入1件あたりの費用だけで同列に評価すると、持たせた役割が見えなくなります。
仮に広告費2万円で問い合わせが5件なら、問い合わせ1件あたりの広告費は4,000円です。これは計算例であり、LINEの広告単価や相場を示す数字ではありません。その5件が対応できる地域や相談内容だったかまで確かめると、予算を増やす前に直す点を判断できます。
LINE公式アカウントへの接点を増やす場合は、友だち追加、その後のメッセージへの反応、予約や購入を分けて追います。入口の追加数だけでは、継続的な集客に役立ったかまではわかりません。
新しく始める場合と、旧LINE広告を引き継ぐ場合
新規配信では、目的とリンク先から用意する
新しく出稿するなら、増やしたい成果、届ける地域や顧客像、広告素材、リンク先の順に整理します。LINEヤフー広告の現在の提供メニューで、その目的に合う配信ができるかを確認してから、素材を制作します。
引き継ぎでは、旧実績と新しい設定を分けて点検する
以前の配信経験がある場合は、成果の定義、素材、移動先、計測、権限と管理体制を整理します。過去の結果があるからといって、統合後の配信環境でも、同じ設定や集計条件になっていると決めつけないことです。
広告画面の成果と事業側の購入・問い合わせの件数を照らし合わせ、何を比較しているかを記録してから検証を始めます。これなら、配信先が変わった影響と、素材や計測を変えた影響を混ぜずに考えられます。
LINE広告でよくある疑問
LINE広告は終了したのですか?
旧LINE広告の国内向け配信は終了しましたが、LINEへの広告掲載そのものがなくなったわけではありません。現在はLINEヤフー広告を使った配信を検討します。
LINE公式アカウントのメッセージは広告ですか?
広告配信とメッセージ運用は別の手段です。まだ接点のない人を広告で集めることと、友だちになった人に案内を届けることを分けて設計します。
Yahoo! JAPANにも一緒に配信されますか?
LINEヤフー広告のディスプレイ広告は複数の掲載面を持ちます。LINEだけを想定して出稿したつもりでも、実際の配信条件を確認せずに掲載先を断定することはできません。利用するメニューと配信先の設定を確認します。
「LINEに出す」の次に、何をしてもらうかを決める
まず、LINEの配信面で商品を知ってほしいのか、サイトへ移動してほしいのか、予約や購入につなげたいのかを決めます。その行動に合う広告とリンク先を整え、統合後のメニューで検証を始めるのが、今のLINE広告の考え方です。
配信設計や制作はLINE広告の運用支援をご覧ください。検索広告を含む統合後の全体像は、Yahoo!広告とLINEヤフー広告のメニューでも整理しています。