求人広告(介護士・看護師)の運用実績
【Google / Yahoo! / MS / Criteo】
01 案件概要
東証プライム上場しておられる老人ホーム経営会社様にて、介護士・看護師の求人広告を運用させて頂きました。
検索広告(Google / Yahoo! / MS)を中心にMeta広告やPMax、Criteoまで幅広く運用致しました。
運用規模も月500万以上の大きな予算を預かるケイパビリティがあります。
02 運用媒体
- Google広告
- Yahoo!広告
- Microsoft広告(MS)
- Criteo
03 対応スコープ
- CR(クリエイティブ)改善
- LP(ランディングページ)改善
- タグ設計
- 広告運用
04 数値実績
| 日 | 費用 | コンバージョン | CPA | 目標CV | 目標CPA |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023/06 | ¥3,998,092 | 96 | ¥41,647 | 78 | ¥41,000 |
| 2023/07 | ¥4,396,185 | 113 | ¥38,904 | 96 | ¥40,000 |
| 2023/08 | ¥3,942,564 | 106 | ¥37,194 | 95 | ¥41,000 |
| 2023/09 | ¥4,536,179 | 103 | ¥44,041 | 100 | ¥45,000 |
| 2023/10 | ¥5,287,350 | 107 | ¥49,424 | 119 | ¥45,848 |
| 2023/11 | ¥4,434,682 | 140 | ¥31,676 | 106 | ¥42,000 |
05 CR行動量
大規模な予算を効果的に運用するため、クリエイティブ(CR)の検証サイクルを高速化。ABテストを繰り返し、求職者のニーズに合致する訴求を特定することで、獲得効率の最大化を実現しました。
06 課題と背景
介護士・看護師の採用市場は、日本全体で深刻な人手不足に直面しています。厚生労働省の推計によれば、2025年には約32万人の介護人材が不足すると言われており、看護師についても慢性的な人材不足が続いています。こうした背景から、求人広告の競争は年々激化しており、採用単価(CPA)の高騰が多くの企業にとって大きな経営課題となっています。
本案件のクライアント様は東証プライム上場の老人ホーム経営会社であり、全国に多数の施設を展開されています。複数の求人プラットフォームに広告を出稿していたものの、チャネルごとの最適化が不十分で、求人広告全体のCPA改善が急務でした。
介護・医療業界の求人広告では、一般的なCPAが5万円〜10万円と高額になるケースも珍しくありません。求職者の転職意向が顕在化するタイミングを的確に捉え、適切なメッセージを届けることが、採用マーケティング成功の鍵となります。
また、介護士・看護師の求職者は、Indeed・リクナビNEXT・マイナビ転職など複数の求人プラットフォームを併用して情報収集を行う傾向があります。そのため、単一媒体への依存ではなく、マルチプラットフォームでの統合的な広告運用が不可欠でした。
07 戦略と施策
本案件では、Google広告・Yahoo!広告・Microsoft広告(MS)・Criteoの4つのプラットフォームを戦略的に組み合わせたマルチプラットフォーム求人戦略を実行しました。各媒体の特性を活かし、異なる求職者セグメントへ効率的にリーチする設計を行いました。
- Google広告(検索・PMax):「介護士 求人」「看護師 転職」などの顕在キーワードを中心に、転職意向の高い求職者を直接獲得。PMaxキャンペーンでは、機械学習を活用してコンバージョン最大化を図りました。
- Yahoo!広告:Google広告ではリーチしにくい年齢層(40代以上)の介護士・看護師へアプローチ。Yahoo!ユーザー特有のデモグラフィックを活用し、経験者層への訴求を強化しました。
- Microsoft広告(MS):BtoB領域で強みを持つMicrosoft広告を活用し、病院・施設の管理職層や、PCからの情報収集を行う求職者にアプローチ。競合が少ないため、低CPCでの獲得が可能でした。
- Criteo:一度求人ページを訪問したユーザーに対するリターゲティング広告を展開。検討期間が長い転職活動において、継続的な接点を確保し、応募率の向上に貢献しました。
求人広告の運用において重要なのは、各プラットフォームの役割を明確に定義することです。Google広告で顕在層を刈り取り、Yahoo!広告で潜在層を開拓し、Criteoで離脱ユーザーを再獲得するという三層構造の戦略により、月間500万円以上の大規模予算でもCPAを目標値以内に維持することが可能となりました。
さらに、各媒体のキーワード戦略では、「介護士 求人 正社員」「看護師 転職 夜勤なし」「介護福祉士 資格手当」など、求職者の具体的なニーズに合致する長尾キーワードを網羅的に設計。入札単価の最適化と合わせて、無駄なクリックを削減しながら質の高い応募を確保しました。
08 クリエイティブ戦略
介護士・看護師の求人広告において、クリエイティブの質は応募率に直結します。私たちは、ターゲットとなる求職者のペインポイント(不安や課題)を徹底的に分析し、それぞれに刺さる広告クリエイティブを設計しました。
- ワークライフバランス訴求:「残業月10時間以下」「年間休日120日以上」「有給消化率80%以上」など、具体的な数値を用いて働きやすさをアピール。特に子育て世代の看護師に対して高い反応を得ました。
- キャリアアップ訴求:「管理職への昇進実績あり」「資格取得支援制度」「研修制度充実」など、成長意欲の高い求職者に向けた訴求を展開。介護福祉士やケアマネージャーへのキャリアパスを明示しました。
- 職場環境訴求:「チームワーク重視」「先輩スタッフのサポート体制」「最新設備完備」など、安心して働ける環境であることを伝えるクリエイティブを制作。未経験者からの応募増加に寄与しました。
- 待遇・福利厚生訴求:「月給28万円以上」「賞与年2回」「退職金制度あり」など、他社との差別化ポイントとなる待遇面を前面に打ち出しました。
ABテストを毎週実施し、CTR(クリック率)とCVR(コンバージョン率)の両方を改善。特に「夜勤なし」「日勤のみ」といったキーワードを含む広告文は、看護師向けのクリエイティブとして高いパフォーマンスを発揮しました。クリエイティブの検証サイクルを高速化することで、常に最適な訴求軸を維持し続けることが可能になりました。
09 成果に繋がったポイント
本案件で求人広告のCPA改善と応募数の最大化を実現できた背景には、以下の3つの重要なポイントがあります。
1. プラットフォームミックスの最適化
Google・Yahoo!・MS・Criteoの4媒体を単に並列運用するのではなく、各媒体の強みと求職者の行動パターンを分析した上で、予算配分を月次で最適化しました。例えば、看護師の転職活動が活発化する1〜3月にはGoogle広告の予算比率を引き上げ、夏場はCriteoによるリターゲティングを強化するなど、季節変動に応じた柔軟な運用を行いました。
2. 医療・介護特化のキーワード戦略
一般的な「求人」「転職」キーワードだけでなく、「介護福祉士 正社員 東京」「訪問看護 パート 未経験」といった、職種・雇用形態・エリア・経験レベルを組み合わせたロングテールキーワードを数百パターン設計。これにより、検索意図の高い求職者を低CPCで獲得することに成功しました。
3. ランディングページ(LP)の求職者最適化
広告からの遷移先であるLPを、求職者の不安や疑問に徹底的に寄り添う設計へと改善しました。「入社後の1日の流れ」「先輩スタッフの声」「キャリアパス事例」などのコンテンツを充実させ、応募フォームの入力項目を最小限にすることで、LP上のCVRを大幅に向上させました。
介護士・看護師の採用課題は、単なる広告出稿では解決できません。求職者が「この職場で働きたい」と感じる情報設計と、それを適切なタイミング・適切なチャネルで届けるマルチプラットフォーム求人戦略の両輪があって、初めて持続的な採用成果が生まれます。求人広告のCPA改善にお悩みの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
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