Google広告・Meta広告のバナーサイズ完全ガイド必須・推奨サイズ早見表と、入稿で失敗しないための注意点【2026年版】

「結局どのサイズの画像を作ればいいの?」——広告のクリエイティブ制作で最初につまずくのが、このバナーサイズの問題です。本記事ではGoogle広告(レスポンシブディスプレイ広告・P-MAX)とMeta広告(Facebook/Instagram)で必要なサイズを、必須と推奨に分けて早見表でまとめました。Google・Meta公式の情報を参照しながら、運用代理店「でもやるんだよ」の現場目線で、入稿時の注意点まで解説します。

零の運用チームです。

広告を始めるとき、あるいは新しいクリエイティブを差し替えるとき、必ず出てくるのが「で、何ピクセルの画像を用意すればいいの?」という質問です。デザイナーさんへの発注、社内での素材準備、外注の指示書——どの場面でも、ここが曖昧だと作り直しが発生して時間とコストを大きくロスします。

GoogleもMetaも、広告は「1枚の固定サイズのバナーを貼る」時代ではなくなりました。今は複数のアスペクト比の素材をアップロードしておき、配信面に合わせて自動で最適な形が表示される仕組み(レスポンシブ)が主流です。だからこそ「必須はどれで、推奨はどれか」を正しく押さえておくことが、そのまま掲載機会の最大化につながります。

この記事では、Google広告とMeta広告それぞれのバナーサイズを、必須/推奨を明確に分けた早見表で整理しました。最後にGoogle・Meta公式ページへのリンクも掲載しているので、最新の一次情報と合わせてご確認ください。

01結論:まず揃えるべき「4+2」サイズ

細かい仕様は後述しますが、最初に結論からお伝えします。GoogleとMetaの両方を回すなら、まず以下の4つのメイン画像+2つのロゴを用意すれば、主要な配信面をほぼカバーできます。

これだけ揃えれば走り出せる「6サイズ」

  • 横長 1.91:1 = 1200 × 628 px(Googleディスプレイ/Meta右側枠の定番)
  • スクエア 1:1 = 1200 × 1200 px(Google・Metaフィード両対応の万能型)
  • 縦長 4:5 = 1080 × 1350 px(Metaフィードで占有率が高く成果が出やすい)
  • 縦型フルスクリーン 9:16 = 1080 × 1920 px(ストーリーズ・リール用)
  • ロゴ 正方形 1:1 = 1200 × 1200 px
  • ロゴ 横長 4:1 = 1200 × 300 px

この6つを基準に、配信媒体・キャンペーン種別に応じて取捨選択していくイメージです。次章以降で、Google・Metaそれぞれの「必須」と「推奨」を表で詳しく見ていきます。

※ピクセル値は推奨サイズです。実際にはこれより小さい「最小サイズ」でも入稿は可能ですが、画質・掲載面の観点から推奨サイズで作るのが基本です。仕様は各媒体のアップデートで変わることがあるため、本記事末尾の公式リンクも必ずご確認ください。

02なぜ複数のバナーサイズが必要なのか

「1枚作れば十分では?」と思われるかもしれませんが、複数のアスペクト比を用意することには明確な理由があります。

理由1:配信面(プレースメント)の形がバラバラだから

同じGoogleディスプレイ広告でも、Webサイトのサイドバーは縦長、記事下は横長、アプリ内は正方形に近い……と、表示される枠の形は無数にあります。Metaも同様で、フィードは縦長〜正方形、ストーリーズ・リールはスマホ全画面の縦型です。1種類しか用意しないと、入りきらない枠には配信されず、掲載機会を自ら捨てていることになります。

理由2:アスペクト比ごとに「見え方」と「成果」が変わるから

特にスマートフォンでは、縦長クリエイティブの方が画面占有率が高く、目に留まりやすい傾向があります。Metaも公式で、ストーリーズ・リールには縦型フルスクリーンの9:16を推奨しています。同じ訴求でも、サイズの選び方ひとつでクリック率が変わるのです。

理由3:機械学習に「素材の選択肢」を与えるため

GoogleのレスポンシブディスプレイやP-MAX、Metaの自動最適化は、複数の素材の中から相性の良い組み合わせを学習して配信します。つまり、用意した素材のバリエーションが多いほど、AIが当たりを引く打席が増えるということ。サイズを揃えることは、単なる「枠合わせ」ではなく、運用そのものの成果に直結します。

03Google広告のバナーサイズ(必須・推奨)

Google広告で画像(イメージアセット)を使う主な広告タイプは、レスポンシブディスプレイ広告(RDA)P-MAX(Performance Max)キャンペーンです。どちらも複数のアスペクト比の画像をアップロードする方式で、要求される比率はほぼ共通しています。

Google広告の画像アセット仕様(早見表)

レスポンシブディスプレイ広告/P-MAX 共通の画像アセット
種類 アスペクト比 推奨サイズ 最小サイズ 必須/任意 本数の目安
横長(ランドスケープ) 1.91 : 1 1200 × 628 600 × 314 必須 1〜15枚(推奨5枚)
スクエア(正方形) 1 : 1 1200 × 1200 300 × 300 必須 1〜15枚(推奨5枚)
縦長(ポートレート) 4 : 5 960 × 1200 480 × 600 推奨(任意) 最大20枚
ロゴ(正方形) 1 : 1 1200 × 1200 128 × 128 推奨(任意) 1〜5枚
ロゴ(横長) 4 : 1 1200 × 300 512 × 128 推奨(任意) 1〜5枚

※ファイル形式はJPGまたはPNG、容量上限は1ファイルあたり5MB(5,120KB)。P-MAXでは横長・正方形の画像をそれぞれ4枚以上アップロードすることが推奨されます。レスポンシブディスプレイ広告では横長とスクエアの2比率が必須で、縦長・ロゴを足すほど掲載できる面が広がります。

Google広告で最も使われる2サイズは、Google公式でも触れられているとおり 1200×628(横長1.91:1)1200×1200(スクエア1:1) です。まずこの2枚を確実に用意し、そのうえで縦長4:5(960×1200)とロゴを追加していくのが王道の進め方です。

レスポンシブ検索広告(RSA)の場合

検索結果に出るレスポンシブ検索広告(RSA)はテキスト主体のため、バナー画像は不要です。ただし画像表示オプション(イメージアセット)を追加すると、検索広告にも画像を添えられます。この場合の推奨は正方形1:1(最小300×300、推奨1200×1200)と横長1.91:1(最小600×314、推奨1200×628)で、考え方はディスプレイと同じです。

04Meta広告のバナーサイズ(配置別の推奨)

Meta広告(Facebook/Instagram)は、Googleのように「必須の比率」がきっちり決まっているというより、配置(プレースメント)ごとに推奨アスペクト比が異なるのが特徴です。Metaの公式ヘルプでも「各配置のアスペクト比のベストプラクティス」として、配信面に応じた比率が案内されています。

Meta広告の配置別・推奨サイズ(早見表)

Facebook/Instagram 配置別の推奨アスペクト比
配置 推奨アスペクト比 推奨解像度 主な用途
フィード
(FB・IGフィード)
1:1 または 4:5 1080 × 1080
1080 × 1350
最も基本の配信面。占有率が高い4:5が有利
ストーリーズ・リール 9:16 1080 × 1920 スマホ全画面の縦型。没入感が高い
カルーセル 1:1 または 4:5 1080 × 1080
1080 × 1350
複数枚スライド。全カードで比率を統一
右側広告枠・検索結果 1.91:1 1200 × 628 PCの右カラムなど横長枠
インストリーム動画 16:9 または 1:1 1920 × 1080 / 1080 × 1080 動画再生中に挿入される広告

※画像のファイル形式はJPGまたはPNG、画像の容量上限は30MBが目安。動画はMP4・MOV等で、容量上限は4GB程度。画像の最小幅はおおむね500px以上が必要ですが、解像度の観点から横1080px以上で作るのが安全です。1枚で複数配置に対応させる場合、Metaが自動でトリミング・余白追加を行うことがあるため、重要な要素は中央に寄せるのがコツです。

Meta広告でまず揃えるべき3サイズ

配置はたくさんありますが、現場ではまず以下の3比率から始めれば十分回せます。

  • 1:1(1080×1080)……フィード・カルーセルの基本。最も汎用性が高い。
  • 4:5(1080×1350)……フィードでの占有面積が1:1より大きく、目に留まりやすい。
  • 9:16(1080×1920)……ストーリーズ・リールの縦型フルスクリーン専用。

この3枚に、PCの右側枠やGoogleと共用する目的で1.91:1(1200×628)を足せば、Meta広告のクリエイティブはほぼ網羅できます。

05GoogleとMetaで使い回せるサイズと、制作の優先順位

GoogleとMetaを両方運用する場合、共通して使えるサイズを優先的に作ると、制作コストを大きく圧縮できます。両媒体のサイズを並べると、重なる比率が見えてきます。

Google/Meta 横断のサイズ対応マップ
アスペクト比 / サイズ Google広告 Meta広告 制作優先度
1:1(1080〜1200角) 必須(ディスプレイ/P-MAX) フィード・カルーセル 最優先
1.91:1(1200×628) 必須(ディスプレイ/P-MAX) 右側枠・検索結果 最優先
4:5(1080×1350 / 960×1200) 推奨(P-MAX縦長) フィードで高占有率 優先
9:16(1080×1920) 動画アセットで使用 ストーリーズ・リール 優先
ロゴ 1:1 / 4:1 推奨(ブランディング) 余裕があれば

制作の進め方(おすすめ順)

  • ① まず 1:11.91:1 を作る(Google必須+Meta主要面をカバー)
  • ② 次に 4:59:16 を追加(スマホでの訴求力を底上げ)
  • ③ 最後に ロゴ(1:1・4:1) を整える(ブランド表示の完成度を上げる)

1:1や1.91:1のような同じ比率であれば、1枚のデザインデータからGoogle・Meta両方に書き出せます。最初に「正方形と横長」を固めてしまえば、あとは縦型バリエーションを足していくだけ。素材の使い回しを前提に設計することが、限られた予算で配信面を広げる近道です。

06入稿前のチェックリストと注意点

サイズを正しく用意しても、入稿直前で引っかかるポイントがいくつかあります。審査落ちや表示崩れを防ぐため、最後に確認しておきたい項目をまとめました。

  • 解像度は推奨サイズで。最小サイズギリギリで作ると、大きな枠に表示されたときに画像が粗くなります。横1080〜1200px以上を基本に。
  • ファイル形式はJPG/PNG。透過や図版はPNG、写真はJPGが基本。容量はGoogleが5MB、Metaが30MBが上限ですが、表示速度のため実用上は数百KB〜数MBに収めるのが理想です。
  • 重要な要素は中央に寄せる。レスポンシブ表示や自動トリミングで端が切れることがあります。ロゴ・コピー・商品は安全領域(中央)に配置を。
  • 文字の入れすぎに注意。かつてMetaには「テキスト20%ルール」がありました。現在は厳密な制限ではないものの、文字が多い画像はリーチや配信効率が落ちやすいため、画像内テキストは最小限が無難です。
  • 1枚で全配置を兼ねない。横長1枚を縦枠に無理やり出すと余白だらけになります。最低でも「正方形・縦長・横長」の3方向は用意を。
  • ブランドガイドラインの統一。配色・ロゴ・フォントを媒体間でそろえると、認知の積み上げ効率が上がります。

07よくある質問(FAQ)

Q1. 最低限どのサイズを用意すればいいですか?

横長1.91:1(1200×628)、スクエア1:1(1200×1200)、縦長4:5(1080×1350)、縦型9:16(1080×1920)の4種があれば、Google・Metaの主要配信面をほぼカバーできます。さらにロゴ(正方形1:1・横長4:1)を加えれば万全です。

Q2. Google広告で「必須」なのはどれですか?

レスポンシブディスプレイ広告では、横長(1.91:1)とスクエア(1:1)の2比率が必須です。縦長4:5やロゴは任意ですが、掲載面を広げるため推奨されます。

Q3. Meta広告で成果が出やすいサイズは?

フィードでは画面占有率の高い4:5(1080×1350)、ストーリーズ・リールでは没入感のある9:16(1080×1920)がMeta公式でも推奨されています。1:1は汎用性が高く、まず揃えるべき基本サイズです。

Q4. 同じ画像をGoogleとMetaで使い回せますか?

1:1(正方形)や1.91:1(横長)のように共通する比率であれば、1つのデザインデータから両媒体に書き出せます。ただし画像内テキストの考え方や審査基準は媒体ごとに異なるため、文字量や訴求は微調整するのが理想です。

Q5. ファイル形式と容量の上限は?

Google広告の画像アセットはJPG/PNGで上限5MB(5,120KB)。Meta広告の画像はJPG/PNGで上限30MBが目安です。動画はMetaで最大4GB程度まで対応します。いずれも実務では画質を保ちつつ軽量化するのが基本です。

Q6. 仕様はどこで最新を確認できますか?

本記事末尾に掲載したGoogle・Metaの公式ヘルプページが一次情報です。仕様は随時アップデートされるため、入稿前には必ず公式の最新情報をご確認ください。

08まとめ

Google広告・Meta広告のバナーサイズは、「たくさんあって難しい」ように見えて、押さえるべき比率は実はそれほど多くありません。

  • 1.91:1(1200×628)……Google必須+Meta右側枠の横長定番
  • 1:1(1200×1200/1080×1080)……Google必須+Metaフィードの万能型
  • 4:5(1080×1350/960×1200)……Metaフィードで占有率が高い縦長
  • 9:16(1080×1920)……ストーリーズ・リールの縦型フルスクリーン
  • ロゴ 1:1・4:1……ブランド表示を整える
「正方形・横長・縦長・フルスクリーン」を揃えれば、配信面の取りこぼしは最小化できる。

サイズを正しく揃えることは、デザインの問題であると同時に、掲載機会と機械学習の打席を最大化する「運用」の問題でもあります。せっかく良い商品・良い訴求があっても、サイズが足りないだけで配信されない枠が生まれるのは、本当にもったいないことです。

「自社の媒体構成だと、結局どのサイズを何枚作るのが正解なのか」——ここはキャンペーン設計とセットで決めるべきところです。素材の準備から配信設計、改善のPDCAまで、迷ったらお気軽にご相談ください。

【参照した公式情報】
・Google広告ヘルプ「画像とロゴでビジネスを宣伝する(画像の最適なサイズ)」:https://support.google.com/google-ads/answer/13676244
・Google広告ヘルプ「P-MAX(Performance Max)キャンペーンのアセット仕様」:https://support.google.com/google-ads/answer/17091269
・Metaビジネスヘルプセンター「各配置のアスペクト比のベストプラクティス」:https://www.facebook.com/business/help/103816146375741
※サイズ・容量等の仕様は各社のアップデートにより変更される場合があります。入稿前には必ず上記公式ページの最新情報をご確認ください。

バナーの準備から配信設計まで、まるごとお任せください。

運用型広告代理店「でもやるんだよ」は、Google広告・Meta広告のクリエイティブサイズ設計から、ペルソナ単位のキャンペーン構築、改善のPDCAまで一気通貫で伴走します。「どのサイズを何枚作ればいいか分からない」段階からでも大丈夫。まずは無料相談から。

✉️ 無料相談を申し込む