宝石商のハイジュエリー通販:作り手の名前で探す人に向けて紹介ページとFAQを設計
作り手の信頼で選ばれる高価格帯のジュエリーを、自社の通販サイトで販売している方へ
宝石商が手がけるハイジュエリーブランド様の公式オンラインショップで、1ヶ月分の検索語句と着地ページの成果から、SEOで一般的なジュエリーの語を狙うより先に作り手の名前で探す人の受け皿を整えると決めた事例です。
01案件の概要
| 業種 | ジュエリーの企画・販売(宝石商によるハイジュエリーのオンライン販売・POP UPイベント) |
|---|---|
| 販売チャネル | 自社ECサイト(Shopify)・百貨店やホテルでのイベント販売 |
| 分析したデータ | Google広告の検索語句(広告費の上位100語)とランディングページ別の成果 |
| データの期間 | 2026年8月 |
| 支援内容 | 検索語句の分類、作り手の紹介ページの構成設計、評判・品質に関するFAQ設計、作り手名+アイテムのカテゴリページ設計 |
数十万円のジュエリーは、商品を見てすぐには買われません。多くの人が作り手の名前で検索し、経歴や評判を確かめてから購入を決めます。
このブランド様の8月の検索語句を、作り手の名前を含む語とそれ以外に分けて見ると、購入はすべて名前を含む語から生まれていました。
02検索データで分かったこと
一般的なジュエリーの語からは購入0件
作り手の名前を含まない57行(「ダイヤ リング」「テニス ブレスレット」など)は、クリック62回で購入0件でした。名前を含む43行は、クリック1,267回で購入10.8件・売上712,651円です。
紹介ページが最も売れている
着地ページ別の売上は、作り手の紹介ページがクリック1,759回で購入15.7件・売上722,179円でした。商品ページよりも購入件数が多く、作り手を知ることが購入の決め手になっています。
名前+アイテムの検索に専用のページがない
「(作り手の名前) リング」「(作り手の名前) ハーフエタニティ」などの語はクリック151回ありましたが、購入は0件でした。名前で探した人に、アイテムごとの一覧を見せるページがありません。
03SEOで狙う語とページの設計
作り手の紹介ページ主力
経歴・宝石の仕入れと鑑定の考え方・メディア掲載・イベント出店歴を1ページにまとめ、人物の構造化データ(Person)を実装しました。商品カテゴリへの導線も上部に置きます。
評判と品質のFAQ主力
「(作り手の名前) 評判」の検索があったため、鑑別書の有無・アフターサービス・サイズ直し・返品の条件をFAQとして紹介ページと各カテゴリに設けました。
名前+アイテムのカテゴリページ主力
リング・エタニティ・ピアスなど、名前と一緒に検索されたアイテムごとにカテゴリページを整え、タイトルを「作り手の名前+アイテム名」の形にしました。
一般語の記事は後回し補助
購入0件だった一般的なジュエリーの語は、作り手の名前で探す人の受け皿が整ってから、宝石の選び方の記事として段階的に取り組みます。
04検索語句と着地ページの実測値
掲載している数字は、Google広告で実際にクリックと購入が計測された検索語句と着地ページのデータです。自然検索の順位や流入数ではありません。購入まで進んだ語を確かめてから、SEOで狙う語とページの順番を決めるために使っています。「購入」は広告の計測上のコンバージョン数で、複数の経路に分けて計上されるため小数になる場合があります。
作り手の名前で探す語とそれ以外の語
| 分類 | 語数(行) | 表示 | クリック | 購入 | 売上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 作り手の名前を含む語 | 43 | 15,319 | 1,267 | 10.8 | 712,651円 |
| 作り手の名前を含まない語 | 57 | 5,222 | 62 | 0 | 0円 |
着地ページの種類別の成果
| ページの種類 | クリック | 購入 | CVR | 売上 |
|---|---|---|---|---|
| 作り手の紹介ページ | 1,759 | 15.7 | 0.89% | 722,179円 |
| 商品ページ | 1,453 | 5.0 | 0.34% | 827,032円 |
| カテゴリ・特集ページ | 1,041 | 5.3 | 0.51% | 202,801円 |
| 記事・ブログ | 18 | 0 | 0.00% | 0円 |
1ヶ月の数字から、このブランド様の購入はすべて作り手の名前を含む検索から生まれていることが分かりました。SEOでは一般的なジュエリーの語を広く狙うより、名前で探す人が確かめたいことに答えるページを優先します。
作り手の紹介ページは、商品ページより多い15.7件の購入につながっていました。経歴・鑑定の考え方・評判への回答を1ページにまとめ、そこから商品を選べる形に整えています。
名前+アイテムの語はクリック151回で購入0件でした。アイテム別のカテゴリページを作ることで、名前で探した人が迷わず商品までたどり着けるようにします。
05よくある質問
ハイジュエリーのSEOでは、どのキーワードから取り組むべきですか?
作り手やブランドの名前で探す人が多い場合は、その名前を含む語から取り組みます。今回のデータでは、名前を含まない一般語からの購入は0件でした。
作り手の紹介ページはSEOにどう役立ちますか?
名前で検索した人が経歴や評判を確かめる場所になり、AI検索にも人物の情報が正しく伝わりやすくなります。このブランド様では、紹介ページから最も多くの購入が生まれていました。
ECサイトのSEOをご相談ください
通販サイトのURLと、広告の検索語句レポートやSearch Consoleのデータをお持ちであれば、この事例と同じ手順で、購入につながる語とSEOで先に作るべきページを無料で整理します。
無料で相談する