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飲食業界でおすすめの営業代行会社10選!費用や選ぶポイントも解説

飲食店の売上を伸ばしたいが、営業に手が回らない」「法人宴会や団体予約、取引先の新規開拓を任せられる営業代行会社を探している」「営業代行の費用相場や、失敗しない選び方を知りたい」——飲食業界は人手不足が深刻で、調理・接客・店舗運営に追われるうちに、肝心の「攻めの営業」が後回しになりがちです。そこで本記事では、飲食店の営業代行とは何かという基本的な仕組みから、主な業務内容、依頼するメリット・デメリット会社選びのポイント費用相場、そして飲食業界に対応したおすすめの営業代行会社10社まで、2026年最新版で徹底的に解説します。読み終える頃には、自店に最適な一社を選ぶための判断軸が手に入っているはずです。

01 飲食店の営業代行とは何かを理解する

「営業代行」と聞くと、IT企業やBtoBメーカーが新規顧客を開拓するために使うサービス、というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし近年は、飲食業界でも営業代行を活用する店舗・企業が急速に増えています。背景にあるのは、慢性的な人手不足と、競争激化による「待ちの集客」の限界です。来店を待つだけ、ポータルサイトに掲載するだけでは売上が頭打ちになり、こちらから取りに行く「攻めの営業」の重要性が高まっているのです。

飲食店における営業活動とは、単に店頭でお客様を迎えることではありません。法人の宴会・接待需要の獲得、団体予約や貸切利用の提案、近隣オフィスへのランチ・仕出し・ケータリングの売り込み、卸先・取引先の開拓、フランチャイズや多店舗展開に向けた商談など、「事業としての売上をつくるための能動的な行動」すべてが含まれます。これらを自社の人員だけでこなすのは、現場を回しながらでは現実的に困難です。そこで、営業のプロに業務を委託するのが「飲食店の営業代行」です。

1-1. 飲食店営業代行の基本的な仕組み

飲食店の営業代行は、「自社の営業部門を、外部の専門会社にアウトソーシングする」サービスです。基本的な流れは次のようになります。まず、依頼主である飲食店と代行会社が打ち合わせを行い、「何を」「誰に」「どのくらいの規模で」売り込みたいのかという目標(KGI/KPI)をすり合わせます。次に、代行会社がターゲットとなる企業・顧客リストを作成し、テレアポ、メール、訪問、商談といった具体的な営業活動を代行します。そして、得られたアポイントや成約、反応データを定期的にレポートとして共有し、改善を重ねていく——これが基本構造です。

営業代行会社は、自社で営業担当者を雇用・教育し、トークスクリプト、営業リスト、商談ノウハウ、CRM(顧客管理)ツールといった「営業の仕組み」を保有しています。依頼主はこれらを「丸ごと借りる」かたちになるため、ゼロから営業組織を立ち上げるのに比べて、圧倒的に短期間で営業活動をスタートできます。契約形態としては、月額固定で一定の稼働を確保する「定額制」、アポイントや成約の件数に応じて費用が発生する「成果報酬型」、その両方を組み合わせた「複合型」があり、店舗の規模や目的に応じて選びます。

ポイント:営業代行は「単発のテレアポ業者」ではありません。優れた営業代行会社は、ターゲット設計 → リスト作成 → アプローチ → 商談 → クロージング → フォローという営業プロセス全体を設計し、PDCAを回しながら成果を最大化します。飲食店側は「店づくり・味づくり」に集中し、「売上づくりの攻めの部分」を任せる、という役割分担が理想です。

1-2. 飲食店が営業代行を利用する主な理由

飲食店が営業代行を利用する理由は、店舗の状況によってさまざまですが、現場でよく挙がるのは次のようなものです。

  • 営業に割く人手がない:調理・接客・仕入れ・シフト管理に追われ、経営者や店長が新規開拓に動く時間が物理的に取れない。
  • 営業の専門スキルがない:料理や接客のプロではあっても、法人営業・テレアポ・商談のノウハウは持っていないため、自己流では成果が出ない。
  • 法人・団体需要を取りこぼしている:宴会・接待・歓送迎会・忘年会・新年会といった単価の高い予約を、待っているだけで逃している。
  • 新規出店・新業態の立ち上げ期:オープン直後で認知がなく、短期間で一定の売上ベースを作る必要がある。
  • 採用コストを抑えたい:営業社員を正規雇用すると、給与・社会保険・教育コストがかかる。代行なら必要な期間・量だけ利用できる。
  • 閑散期対策:季節や曜日による売上の波を、能動的な営業でならしたい。

とりわけ、客単価の高い宴会・接待需要や、安定収益につながる法人ランチ・仕出し・ケータリングは、「こちらから提案しなければ取れない売上」です。これらを取りこぼしている飲食店ほど、営業代行を導入したときの効果が大きくなります。次の章では、こうした営業代行が具体的にどんな業務を担うのかを詳しく見ていきましょう。

02 飲食店営業代行サービスの主な業務内容

飲食店向けの営業代行サービスが対応する業務は、単なる「電話でのアポ取り」にとどまりません。新規顧客の開拓から、既存顧客の関係維持、マーケティング・販促の支援、さらには現場のプロモーション活動まで、売上に直結する一連の営業・マーケティング機能を幅広くカバーします。ここでは代表的な4つの業務領域を解説します。

2-1. 新規顧客開拓業務

営業代行の中核となるのが、新規顧客の開拓業務です。飲食店における「新規顧客」は一般の来店客だけでなく、継続的に大きな売上をもたらす法人・団体・取引先を指すことが多くあります。具体的には、近隣オフィスや企業への宴会・接待利用の提案、人事・総務部門への歓送迎会/忘年会の幹事代行的な提案、結婚式二次会・同窓会・各種パーティーの誘致、仕出し・ケータリング・デリバリーの法人契約獲得、さらには食材の卸販売や他店舗とのコラボ企画の商談などが含まれます。

これらを実現するために、営業代行会社はターゲットリストの作成 → テレアポ・メール・フォーム送信によるアプローチ → 訪問・オンライン商談 → 提案・見積もり → クロージングという一連のプロセスを代行します。飲食特化の代行会社であれば、「宴会シーズンの3か月前から仕込む」「幹事の意思決定タイミングを押さえる」といった業界特有の営業カレンダーを理解しているため、成約率が高くなる傾向があります。

開拓対象狙う売上主なアプローチ手法
近隣企業(法人宴会・接待)客単価の高い予約・リピート利用テレアポ・訪問・DM・幹事向け提案資料
オフィスワーカー(ランチ・仕出し)平日昼の安定売上・配達契約近隣ポスティング・法人向けメニュー提案
団体・パーティー幹事貸切・大人数予約WEB問い合わせ対応・プラン提案
卸先・取引先食材販売・コラボ売上商談・サンプル提案

2-2. 既存顧客フォローアップ

売上を安定させるうえで、新規開拓と同じくらい重要なのが既存顧客のフォローアップです。一度利用してくれた法人や幹事、常連客との関係を維持し、再来店・再予約・利用頻度の向上(LTV最大化)につなげる活動を、営業代行が担います。具体的には、宴会を利用した法人への「次回シーズンの先回り案内」、前年同時期に予約のあった顧客へのリマインド連絡、誕生日・記念日・周年といった記念日需要の掘り起こし、しばらく来店のない休眠顧客への再アプローチなどです。

飲食業界は「一度きりの利用」で終わりやすい一方、法人宴会や接待は毎年・四半期ごとに繰り返される需要です。前回担当した幹事に「今年もお願いします」と先回りで連絡を入れるだけで、競合に流れるのを防げます。営業代行会社は、CRMツールや顧客台帳を活用してこうしたフォローのタイミングを管理し、「失注しない仕組み」「リピートを取り逃さない仕組み」を構築します。新規獲得コストが上昇し続ける今、既存顧客の維持は費用対効果の高い投資です。

2-3. マーケティング・販促支援

近年の飲食店営業代行は、テレアポや訪問といった「直接営業」だけでなく、マーケティング・販促支援まで業務範囲を広げている会社が増えています。具体的には、Googleビジネスプロフィール(MEO)の整備、食べログ・ぐるなび・ホットペッパーなどグルメポータルの運用最適化、Instagram・TikTok・LINE公式アカウントといったSNSの運用、Web広告(Google・Meta・Yahoo!)の出稿、ホームページやランディングページの改善、クーポン・キャンペーンの企画などです。

営業(プッシュ)と販促(プル)は本来両輪です。たとえば法人宴会の営業電話をかけても、その後に相手が店舗名で検索したときに、口コミが薄かったり写真が古かったりすれば成約率は下がります。逆に、SNSやMEOで魅力を発信できていれば、営業トークの説得力も増します。「攻めの営業」と「受けの集客」を統合的に設計できる代行会社を選べば、相乗効果で売上の伸びが大きくなります。集客全体の考え方は「飲食店の集客に強い広告代理店の選び方」も参考にしてください。

2-4. プロモーション活動のサポート

4つ目の業務領域が、現場と連動したプロモーション活動のサポートです。これは、店頭でのキャンペーン運営、新メニュー・季節限定メニューの告知、イベントやフェアの企画運営、チラシ・ポスター・POPなど販促物の制作、地域メディアやフリーペーパーへの掲載手配、近隣商店街・企業とのタイアップ企画などを指します。営業で獲得した法人・団体に対して、来店時の特別プランや記念日サプライズを用意するなど、「集客から来店体験までを一貫して設計する」のがこの領域の役割です。

たとえば「忘年会シーズンに向けた早割キャンペーン」をプロモーションとして設計し、それを武器に法人営業をかける、といった連携が可能になります。プロモーションの企画力がある代行会社なら、単に「売り込む」だけでなく、「売り込みやすい商品・オファーをつくる」ところから支援してくれます。これにより、営業担当者が話しやすくなり、顧客も「今頼む理由」を見つけやすくなるため、成約率と単価の両方を引き上げられます。

まとめ:飲食店の営業代行は「新規開拓」「既存フォロー」「マーケ・販促」「プロモーション」の4領域をカバーします。会社によって得意分野は異なるため、自店が最も強化したい領域はどこかを明確にしてから依頼先を選ぶことが、費用対効果を高める第一歩です。

03 飲食店が営業代行を依頼するメリット・デメリット

営業代行は強力な選択肢ですが、万能ではありません。導入を成功させるには、メリットを最大化しつつ、デメリットを正しく理解して対策を講じることが不可欠です。ここでは、飲食店が営業代行を依頼する際のメリットとデメリットを具体的に整理します。

3-1. 営業活動の効率化と人件費の削減

最大のメリットは、営業活動の効率化とコストの最適化です。営業社員を1名正規雇用する場合、給与に加えて社会保険料、採用コスト、教育・研修コスト、デスクやPC、営業ツールの費用などがかかり、年間で数百万円規模の固定費になります。しかも、採用してすぐに成果が出るとは限らず、育成には半年〜1年を要するのが一般的です。これに対し営業代行は、必要な期間・必要な量だけ、即戦力の営業力を変動費として利用できます。繁忙期の前だけ稼働を増やし、閑散期は抑える、といった柔軟な調整も可能です。

また、経営者や店長が営業に費やしていた時間を、本来注力すべき店舗運営・メニュー開発・人材育成・接客品質の向上に振り向けられる点も見逃せません。「自分が営業に出ると店が回らない」というジレンマから解放されることで、店舗全体の生産性が上がります。営業のプロに任せることで、同じ時間でより多くの商談をこなし、成約までのスピードも速くなるため、結果として「営業1件あたりのコスト」が下がるケースが多くあります。

3-2. 専門知識とノウハウの活用

2つ目のメリットは、プロの営業ノウハウとリソースを活用できることです。実績ある営業代行会社は、数多くの案件を通じて蓄積した勝ちパターンのトークスクリプト、効果的なターゲットリスト、商談の進め方、断られたときの切り返し、クロージングの技術を保有しています。飲食特化型であれば、宴会・接待・仕出しといった商材ごとに「響く提案の仕方」を知っており、自己流で営業するよりもはるかに高い成約率が期待できます。

さらに、営業代行会社はCRMやSFA(営業支援システム)といったツールを使い、データに基づいて営業活動を管理・改善します。「どのリストの反応が良かったか」「どのトークで成約したか」といった知見が蓄積され、月次レポートとして共有されるため、依頼主側にもノウハウが残ります。自社で営業組織を持つ将来を見据えるなら、こうした「営業の型」を学べる点も大きな価値です。客観的な第三者視点で自店の強みを言語化してくれることも、現場では気づきにくいメリットといえます。

3-3. デメリットや注意すべきポイント

一方で、営業代行には注意すべきデメリットも存在します。導入前に必ず理解しておきましょう。

  • 自社に営業ノウハウが蓄積されにくい:丸投げにすると、契約終了後に自社で営業を続けられなくなる。レポート共有や定例ミーティングで知見を社内に残す工夫が必要。
  • 費用が成果に見合わないことがある:特に成果報酬型は単価が割高になりがちで、想定より費用がかさむ場合がある。事前に料金体系と上限を確認する。
  • 自店の魅力やコンセプトが正確に伝わらないリスク:外部の担当者が店の強みを十分理解しないまま営業すると、ミスマッチな顧客を連れてくることがある。情報共有と擦り合わせが重要。
  • 顧客情報の管理・セキュリティ:顧客リストや取引先情報を外部に渡すため、秘密保持契約(NDA)や情報管理体制を必ず確認する。
  • 短期で成果が出るとは限らない:商材や商圏によっては、成果が出るまで数か月かかる。短期の数字だけで判断せず、適切な評価期間を設ける。
  • 業者によって品質の差が大きい:飲食業界の理解が浅い会社だと、形式的なテレアポに終始しがち。実績・専門性の見極めが不可欠。

失敗を避けるコツ:「丸投げ」ではなく「協業」の姿勢で臨むことが成功の鍵です。自店のコンセプト・強み・ターゲット像を代行会社にしっかり共有し、定例で進捗とデータを確認しながら、二人三脚で改善を重ねましょう。契約前には最低契約期間・解約条件・成果の定義・追加費用の発生条件を必ず書面で確認してください。

04 営業代行会社を選ぶ際のポイント

営業代行会社は数多く存在し、それぞれ得意分野・料金・サポート体制が異なります。自店に合わない会社を選んでしまうと、費用だけかかって成果が出ない、という結果になりかねません。ここでは、失敗しない会社選びの4つのポイントを解説します。

4-1. 実績や口コミ・レビューの重要性

まず確認すべきは、その会社の実績です。これまでにどんな業種・規模の案件を、どのくらいの数こなしてきたのか。特に「飲食店や店舗ビジネスの支援実績があるか」「自店と近い業態(居酒屋・レストラン・焼肉店・カフェなど)の事例があるか」は重要な判断材料です。公式サイトの導入事例や成功実績、可能であれば具体的な数値(アポ獲得率・成約率・売上増加率など)を確認しましょう。

また、第三者の口コミ・レビューも参考になります。比較サイトやGoogleの評価、SNSでの評判、知人の紹介などから、「実際に使った人の声」を集めましょう。ただし、口コミは主観的で偏りがあることもあるため、良い評価だけでなく悪い評価の理由にも目を向け、「自店にとって致命的な弱点か、許容できる範囲か」を見極めることが大切です。可能であれば、商談時に既存クライアントの担当者を紹介してもらえるか聞いてみるのも有効です。

4-2. 飲食業界専門かどうかの確認

営業代行会社には、あらゆる業界に対応する総合型と、特定業界に特化した専門型があります。飲食店の場合、飲食・店舗ビジネスへの理解が深い会社を選ぶことが、成果を大きく左右します。飲食特化型は、宴会・接待・仕出し・ケータリングといった商材の知識、繁忙期・閑散期の営業カレンダー、グルメポータルやMEOの活用法、幹事や法人の意思決定プロセスを熟知しているため、的確な提案ができるのです。

一方、IT・人材・不動産など他業界が中心の総合型代行会社でも、営業力そのものが高ければ成果を出せる場合があります。重要なのは「業界特化の看板」よりも、実際に飲食の商材を扱った経験と理解度です。商談時に「うちの業態だと、どんなターゲットにどう提案しますか?」と具体的に質問してみて、的を射た回答が返ってくるか、自店のビジネスを理解しようとする姿勢があるかを確認しましょう。ヒアリングもそこそこに自社の実績ばかりアピールする会社は要注意です。

4-3. サポート体制や契約条件

3つ目のポイントは、サポート体制と契約条件です。具体的には、専任の担当者がつくか、進捗報告やレポートの頻度・内容はどうか、定例ミーティングの有無、連絡のレスポンスの速さ、トラブル時の対応窓口などを確認します。営業活動は「やりっぱなし」では改善しません。定期的にデータを共有し、一緒に振り返り、次の打ち手を考えてくれる伴走型の体制があるかどうかが、長期的な成果を左右します。

契約条件も入念にチェックしましょう。特に重要なのは、最低契約期間(縛りの有無)、解約の条件と予告期間、成果の定義(何をもって「アポ」「成約」とするか)、顧客データの所有権と引き継ぎ条件、秘密保持契約(NDA)の有無です。「3か月は解約できない」「アポの定義が曖昧で水増しされる」といったトラブルは珍しくありません。曖昧な点は契約前にすべて書面で明確にし、納得したうえで契約を結ぶことが、後悔しないための鉄則です。

4-4. 費用体系の比較方法

最後に、費用体系の比較です。営業代行の料金は「定額制」「成果報酬型」「複合型」に大別され、さらに初期費用や追加オプションの有無で総額が変わります。比較する際は、提示された金額の安さだけで判断せず、「その費用で何を、どこまでやってくれるのか」という業務範囲とセットで見ることが重要です。月額が安くても対応範囲が狭ければ割高ですし、成果報酬の単価が高くても確実に成約が取れれば結果的に得な場合もあります。

具体的には、最低でも3社程度から相見積もりを取り、「料金体系」「業務範囲」「想定成果(KPI)」「初期費用・追加費用」「契約期間」を一覧表にして比較しましょう。同じ「月額30万円」でも、テレアポのみの会社と、テレアポ+商談同行+販促支援まで含む会社では価値がまったく異なります。費用の透明性が高く、見積もりの内訳を丁寧に説明してくれる会社ほど信頼できます。次の章で、具体的な費用相場を詳しく解説します。

05 飲食店向け営業代行サービスの費用相場

営業代行を検討するうえで、もっとも気になるのが費用でしょう。料金は会社・契約形態・業務範囲によって大きく異なりますが、ここでは一般的な相場観を整理します。あくまで目安であり、正確な金額は各社の見積もりで確認してください。

5-1. 初期費用と月額料金

多くの営業代行サービスでは、契約時に初期費用が発生します。これは、ターゲット設計、営業リストの作成、トークスクリプトの構築、CRMの初期設定などにかかる準備コストで、おおむね5万円〜30万円程度が相場です。初期費用が無料の会社もありますが、その分月額に上乗せされているケースもあるため、総額で比較することが大切です。

定額制(月額制)の場合、月額15万円〜60万円程度が一つの目安です。テレアポ中心のライトなプランなら月15〜25万円程度、商談同行やマーケティング・販促支援まで含む包括的なプランになると月40〜60万円以上になることもあります。稼働するアポインター・営業担当者の人数や、月間の架電数・訪問数によって金額は変動します。下表に料金体系のイメージをまとめました。

料金体系費用の目安特徴・向いているケース
初期費用5万〜30万円程度
(無料の場合もあり)
リスト作成・スクリプト構築・初期設定など。準備の質に直結。
定額制(月額)月15万〜60万円程度費用が読みやすく、腰を据えた仕組みづくりに向く。
成果報酬型アポ1件1〜2万円/
成約1件 数万円〜
初期コストを抑えたい・成果に応じて払いたい場合に。
複合型月額(低め)+成果報酬固定費を抑えつつ成果も追える。バランス型。

5-2. 成果報酬型と定額制の違い

料金体系の中でも特に迷いやすいのが、成果報酬型と定額制のどちらを選ぶかです。それぞれにメリット・デメリットがあります。

成果報酬型は、アポイント獲得や成約といった「成果」が発生したときにのみ費用を払う方式です。成果がゼロなら費用も抑えられるため、初期リスクが低く、「まず試したい」という飲食店に向いています。一方で、1件あたりの単価は割高に設定されることが多く、成果が積み上がると総額が想定以上に膨らむことがあります。また、「成果=アポ」の定義が曖昧だと、質の低いアポでも費用が発生してしまうため、成果の定義を厳密に取り決めることが必須です。

定額制は、成果の有無にかかわらず毎月一定額を払う方式です。費用が読みやすく予算管理がしやすいのが利点で、営業の仕組みづくりやブランディングまで腰を据えて取り組みたい場合に適しています。成果が多く出た月は割安になる一方、成果が出ない月でも費用は発生するため、信頼できる会社選びと適切な評価期間の設定が前提になります。短期的な件数を追うなら成果報酬型、中長期で売上の土台をつくるなら定額制、というのが基本的な使い分けです。両者を組み合わせた複合型なら、固定費を抑えつつ成果インセンティブも持たせられます。

5-3. 追加オプション・カスタマイズ費用

基本プランに加えて、追加オプションを用意している会社も多くあります。たとえば、商談への同行、提案資料・営業ツールの制作、ホームページやランディングページの制作・改善、SNS・MEOの運用代行、Web広告の出稿運用、販促物(チラシ・POP)の制作、CRM・予約システムの導入支援などです。これらは月額数万円〜数十万円のオプション費用として加算されるのが一般的です。

「営業だけ」「販促だけ」を切り出して頼むこともできますが、営業と販促を一体で設計したほうが相乗効果が出やすいため、トータルで依頼できる会社を選ぶと結果的に費用対効果が高くなることが多いです。見積もりを取る際は、基本料金に「何が含まれていて」「何が別料金なのか」を必ず確認しましょう。最終的に重要なのは金額そのものではなく、「投じた費用に対してどれだけの売上・利益が返ってくるか(費用対効果)」です。安さだけで選ばず、自店の課題を解決できる体制かどうかで判断してください。

06 飲食業界に対応した営業代行会社10社

ここからは、飲食業界に対応した営業代行会社を具体的に紹介します。営業代行・販促支援・店舗ビジネス支援に強みを持つ会社を中心に厳選しました。それぞれ得意領域・料金体系・対応範囲が異なるため、自店の課題と照らし合わせながら比較検討してください。

ご注意:各社の特徴・対応業務は一般に公開されている情報や業界での位置づけをもとに編集部がまとめたものです。具体的なサービス内容・最新の料金・対応可否は変動するため、必ず各社へ直接お問い合わせのうえご確認ください。掲載順位は編集部の評価軸(飲食店との相性・伴走力・統合支援力)に基づくもので、すべての店舗に当てはまるランキングではありません。

1位零(Rei)株式会社「でもやるんだよ」

横浜に本社を構える独立系のマーケティング・営業支援会社。最大の特徴は、コトラーのマーケティング理論(STP・4P・カスタマージャーニー)を組織として実装し、「攻めの営業」と「受けの集客」を一気通貫で設計できる点です。飲食店に対しては、法人宴会・接待・団体予約の新規開拓から、既存顧客のフォローアップ、Web広告・SEO・SNS・MEO・LINE公式CRMといったデジタル販促まで、営業と販促を分断せず統合的に支援します。

「営業電話だけ」「広告運用だけ」を切り売りするのではなく、店舗のコンセプト・強み・商圏特性を理解したうえで、売上をつくる仕組みごと設計・運用するのが強み。経営者との月次ミーティングで戦略を擦り合わせ、データに基づくPDCAを回しながら成果を最大化します。「教科書通りの集客」を地道に組織で実装する姿勢で、客単価の高い飲食業態や、新規出店・多店舗展開を目指す店舗と特に相性が良い一社です。

特徴コトラー理論ベースの戦略設計/営業×販促の統合支援
対応業務新規開拓・既存フォロー・Web広告・SEO・SNS・MEO・CRM・ブランディング
料金体系月額制(業務範囲に応じてお見積もり・要相談)
こんな飲食店に営業と集客を一体で強化したい/中長期で売上の土台をつくりたい店舗

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2位株式会社ネオキャリア

人材・HR領域を中心に、幅広いBPO(業務委託)サービスを展開する大手企業です。営業代行・テレアポ代行・インサイドセールス代行などのサービスを持ち、豊富な人的リソースと全国対応力が強み。大量のリストに対してスピーディーにアプローチを展開したい場合や、繁忙期に一気に稼働を増やしたい場合などに頼りやすい規模感があります。

人材サービスで培った組織運営力・採用力を背景に、安定した稼働体制を組める点が特徴です。飲食専門というよりは総合型のため、依頼時には飲食・店舗ビジネスでの支援実績を具体的に確認し、自店の商材理解を擦り合わせると良いでしょう。

特徴人材・HR大手/豊富なリソースと全国対応力
対応業務テレアポ代行・インサイドセールス・各種BPO
こんな飲食店に大量アプローチをスピーディーに展開したい/多店舗・チェーン

3位株式会社セレブリックス

営業代行・営業支援の分野で長い歴史と高い知名度を持つ、業界を代表する会社の一つです。長年にわたって蓄積した膨大な営業データと方法論を強みとし、新規開拓の仕組みづくりに定評があります。BtoB営業の実績が豊富で、「営業を科学する」アプローチで再現性のある成果を追求するのが特徴です。

体系化された営業メソッドと研修ノウハウを持つため、単なる代行にとどまらず「営業の型」を学びたい・自社にノウハウを残したい飲食企業(特に法人取引や多店舗展開を視野に入れる企業)に向いています。規模の大きな案件や、本格的な営業組織構築の相談先として検討する価値があります。

特徴営業代行の老舗・大手/データドリブンな営業メソッド
対応業務新規開拓・営業組織構築・営業研修・BtoB営業支援
こんな飲食店に法人取引や多店舗展開を本格化したい/営業の型を学びたい企業

4位株式会社ライズウィル

テレアポ代行・営業代行を手がける会社で、中小企業向けの柔軟なプラン設計に強みがあるとされます。架電業務やアポイント獲得を中心に、必要な業務を切り出して依頼しやすいのが特徴で、「まずはアポ獲得から試したい」という飲食店が相談しやすい規模感です。

成果報酬型を含む複数の料金プランに対応しているケースが多く、初期コストを抑えてスモールスタートしたい店舗に向いています。依頼時は、飲食商材での架電実績や、ターゲットリストの作成方針を確認しておくと安心です。

特徴テレアポ・営業代行/中小向けの柔軟なプラン
対応業務テレアポ・アポイント獲得・リスト作成
こんな飲食店に初期費用を抑えてアポ獲得から始めたい店舗

5位株式会社mitoriz

フィールドマーケティング・店頭プロモーション・ラウンダー(売場支援)に強みを持つ会社です。小売・飲食の「現場」での販促活動を得意とし、店頭での試食・サンプリング、売場づくり、商品の認知拡大といったリアルな販促支援に実績があります。消費者接点での販促を強化したい飲食・食品系のビジネスと相性が良いのが特徴です。

テレアポ中心の営業代行とは少し毛色が異なり、「現場に人を送り込んでの販促・プロモーション」が中心になります。食品メーカー的な卸・小売展開や、店頭でのブランド体験設計を考えている場合に検討したい一社です。

特徴フィールドマーケティング・店頭販促・ラウンダー
対応業務店頭プロモーション・サンプリング・売場支援
こんな飲食店に店頭・現場での販促を強化したい/食品卸・小売展開も視野

6位株式会社エージェント

営業支援・人材・コンサルティングなど複数の事業を展開する会社です。営業代行サービスでは、新規開拓やアポイント獲得を中心とした柔軟な対応が期待できます。中小・成長企業の営業課題に伴走するスタイルで、自店の状況に合わせたプラン設計を相談しやすいのが特徴です。

総合型のため飲食専門ではありませんが、営業力の底上げや、足りない営業機能の補完を求める飲食店にとって選択肢になります。依頼前に飲食・店舗での支援事例を確認しましょう。

特徴営業支援・人材・コンサルの複合/柔軟な対応
対応業務新規開拓・アポ獲得・営業支援
こんな飲食店に不足している営業機能を部分的に補完したい店舗

7位株式会社canterista

飲食・店舗ビジネス領域に近い距離で支援を行う会社とされ、現場感のある営業・集客サポートが期待できます。少人数・専門特化型の会社は、大手にはないきめ細かな対応とスピード感が魅力で、店舗ごとの事情に寄り添った提案を受けやすい傾向があります。

規模が大きくないぶん、担当者との距離が近く、柔軟な相談がしやすいのが利点です。具体的なサービス範囲・実績・料金は必ず直接ご確認ください。自店のコンセプトを深く理解してくれるパートナーを探している飲食店に向いています。

特徴専門特化型/現場感のあるきめ細かな支援
対応業務営業・集客サポート(詳細は要確認)
こんな飲食店に担当者と近い距離で柔軟に相談したい個人店・小規模店

8位インプレックス アンド カンパニー株式会社

営業アウトソーシング・営業支援を専門に手がける会社で、営業組織の構築・運用に関する知見を持つとされます。営業のプロセス設計から実行までを支援するスタイルで、単発のテレアポにとどまらない「営業の仕組みづくり」を求める企業に向いています。

BtoB営業の支援を中心に、人材育成・営業研修といった領域もカバーするケースがあります。飲食企業としては、法人営業の体制を本格的に整えたい場合の相談先として検討できます。対応範囲は直接ご確認ください。

特徴営業アウトソーシング専門/営業組織構築の知見
対応業務営業代行・営業組織構築・営業研修
こんな飲食店に法人営業の体制づくりまで踏み込みたい企業

9位株式会社CHIYO

営業支援・販促支援を手がける会社とされ、店舗ビジネスや地域に根ざした営業活動のサポートが期待できます。地域密着型の営業は、商圏内の企業や顧客との関係づくりが鍵になるため、エリアの事情を踏まえた提案力が重要です。

具体的なサービス内容・対応エリア・料金は会社によって異なるため、自店の所在エリアでの実績を含めて直接ご確認ください。近隣商圏での法人開拓やリピート促進を強化したい飲食店にとって、選択肢の一つになります。

特徴営業・販促支援/地域密着の営業活動
対応業務営業支援・販促支援(詳細は要確認)
こんな飲食店に商圏内の法人開拓・地域での認知拡大を強化したい店舗

10位株式会社リバー

営業代行・販促支援に対応する会社とされ、店舗向けの集客・営業サポートが期待できます。中小・個人店にとっては、自店の課題に合わせて必要な業務を切り出して依頼できる柔軟性がポイントになります。

サービス範囲・実績・料金体系は必ず直接ご確認のうえ、複数社と比較検討してください。「まずは部分的に営業を補完したい」というニーズに応えてくれる可能性のある一社です。

特徴営業代行・販促支援/柔軟な業務切り出し
対応業務営業・集客サポート(詳細は要確認)
こんな飲食店に必要な業務だけ部分的に依頼したい中小・個人店

11位株式会社ジャパンプ

テレマーケティング・営業代行に対応する会社とされ、電話を中心としたアプローチ業務に強みが期待できます。架電による法人開拓やアポイント獲得など、営業活動の入口部分を任せたい場合の選択肢になります。

こちらも飲食商材での実績・料金・対応範囲は直接ご確認ください。テレアポを起点に新規の接点を増やしたい飲食店にとって、検討に値する一社です。複数社の見積もりと合わせて比較しましょう。

特徴テレマーケティング・営業代行/架電業務に強み
対応業務テレアポ・アポイント獲得・架電業務
こんな飲食店に電話を起点に新規接点を増やしたい店舗

比較のヒント:大手・総合型は「リソースと安定性」、専門特化型は「きめ細かさとスピード」、統合支援型(編集部1位の「でもやるんだよ」など)は「営業と販促を一体で設計できる総合力」が魅力です。自店が最も強化したい領域(新規開拓/既存フォロー/販促)と予算規模を軸に、最低3社から見積もりを取って比較するのがおすすめです。

07 まとめ

本記事では、飲食業界でおすすめの営業代行会社10選を中心に、営業代行の基本的な仕組みから業務内容、メリット・デメリット、選び方のポイント、費用相場までを網羅的に解説しました。あらためて要点を整理します。

  • 飲食店の営業代行とは、新規開拓・既存フォロー・販促支援といった営業活動を外部のプロに委託し、人手やノウハウ不足を補うサービス。
  • 主な業務は「新規顧客開拓」「既存顧客フォローアップ」「マーケティング・販促支援」「プロモーション活動のサポート」の4領域。
  • メリットは営業の効率化・人件費削減と、プロのノウハウ活用。デメリットはノウハウが残りにくい・費用が成果に見合わないリスク。丸投げではなく協業が成功の鍵。
  • 選ぶポイントは「実績・口コミ」「飲食業界への理解」「サポート体制・契約条件」「費用体系の透明性」の4点。
  • 費用相場は初期費用5〜30万円、月額15〜60万円程度、成果報酬はアポ1件1〜2万円が目安。3社以上の相見積もりで比較を。

営業代行は、正しく選び、協業の姿勢で取り組めば、飲食店の売上を大きく伸ばす強力な武器になります。重要なのは、料金の安さだけでなく「自店の課題を解決し、投じた費用以上の売上・利益を返してくれるか」という費用対効果の視点です。「営業」と「集客・販促」を一体で設計できるパートナーを選べば、相乗効果でより大きな成果が期待できます。

零(Rei)株式会社「でもやるんだよ」では、コトラー理論をベースに、飲食店の営業(攻め)と集客・販促(受け)を統合的に設計・運用するマーケティング・営業支援を提供しています。「何から手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。まずはお気軽に無料相談からご利用ください。関連記事として「飲食店の集客に強い広告代理店」「コトラーのマーケティング理論」「失敗しない代行会社の選び方」もあわせてご覧ください。

飲食店の営業・集客のご相談は「でもやるんだよ」へ

営業(攻め)と集客・販促(受け)を一体で設計し、飲食店の売上を最大化します。

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