Google広告の仕様 完全ガイド広告フォーマット・サイズ・文字数・ベストプラクティス総まとめ
「結局、画像は何ピクセルで作ればいい?」「見出しは何文字まで?」——Google広告の制作で必ずぶつかるのが、キャンペーンタイプごとにバラバラな仕様(フォーマット要件)です。本記事は、検索・P-MAX・ディスプレイ・デマンドジェネレーション・アプリ・動画・ショッピング・旅行という8つのキャンペーンタイプの仕様を1ページに俯瞰できる「総まとめ(ハブ)」です。共通の基本仕様とベストプラクティスを押さえたうえで、各タイプの詳細記事へ進めるよう構成しました。運用代理店「でもやるんだよ」の現場目線で、迷わず作れる土台をお渡しします。
- はじめに
- 1. なぜ「仕様」を知ることが成果の前提なのか|アセットベースへの大転換
- 2. 全キャンペーン共通の基本仕様|推奨画像サイズ・比率・文字数の考え方
- 3. 8キャンペーンタイプ仕様マップ|早見表とリンク集
- 4. 検索キャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
- 5. P-MAXキャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
- 6. レスポンシブディスプレイ広告の仕様(要点+詳細記事)
- 7. デマンドジェネレーションの仕様(要点+詳細記事)
- 8. アプリキャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
- 9. 動画キャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
- 10. ショッピング広告の仕様(要点+詳細記事)
- 11. 旅行広告の仕様(要点+詳細記事)
- 12. アセット作成のベストプラクティス
- まとめ
- 14. よくある質問(FAQ)
00 はじめに
Google広告を出稿しようとすると、最初に必ずぶつかる壁があります。それが「仕様(スペック)」です。広告見出しは何文字まで入るのか、画像は何ピクセルで作ればいいのか、動画は何秒が推奨なのか、ロゴはどの比率が要るのか——。これらはキャンペーンタイプによってバラバラで、しかもGoogleはUI改善や機能追加のたびに仕様を更新します。「とりあえず作ってみたら、文字が切れた」「画像が審査で弾かれた」「推奨枚数を満たしておらず広告ランクが伸びない」——制作の現場では、こうした"仕様の取りこぼし"が日常的に起きています。
本記事は、その取りこぼしをゼロにするための「仕様の総合インデックス」です。Googleの公式ヘルプ「Google 広告の仕様: 広告フォーマット、サイズ、ベスト プラクティス」が各キャンペーンタイプの仕様ページへの入口になっているのと同じように、本記事も8つのキャンペーンタイプの詳細記事へとつなぐハブとして機能します。まず全体像と共通仕様をここで掴み、必要なタイプの詳細記事へ進んでください。
扱うのは次の8タイプです。検索/P-MAX(パフォーマンス最大化)/レスポンシブディスプレイ(ディスプレイ)/デマンドジェネレーション/アプリ/動画(YouTube)/ショッピング/旅行。それぞれに固有の文字数・画像サイズ・本数の要件があり、本記事ではその要点を、各詳細記事では完全な数値表を掲載しています。
この記事の使い方:第2章「共通の基本仕様」と第12章「ベストプラクティス」はどのタイプでも効く土台です。まずここを読み、第3章の早見表で自分が使うキャンペーンタイプを特定したら、第4章以降のカードから該当する詳細記事へジャンプしてください。ブックマークして、制作のたびに見返せる"仕様の地図"としてお使いいただけます。
01 なぜ「仕様」を知ることが成果の前提なのか|アセットベースへの大転換
かつてのGoogle広告は、「決まったサイズのバナーを1枚作って入稿する」という世界でした。300×250、728×90……といった固定サイズのイメージ広告を、枠の数だけ用意する。デザイナーが寸法表を見ながらカンプを切る、職人的な作業です。
しかし現在の主流は、まったく違います。「アセットベース(アセット入稿型)」へと大きく転換しました。アセットとは、広告を構成する部品——見出し、説明文、画像、ロゴ、動画、行動を促すフレーズ(CTA)などのことです。広告主はこれらのアセットを複数バリエーション入稿し、Googleの機械学習が「この配信枠(検索結果か、YouTubeか、Gmailか、ディスプレイ枠か)には、どの見出しとどの画像を組み合わせるのが最適か」を自動で生成・最適化します。レスポンシブ検索広告(RSA)、レスポンシブディスプレイ広告(RDA)、P-MAX、デマンドジェネレーション、アプリキャンペーン——いずれもこのアセットベースの思想で動いています。
だから「仕様」を外すと、機械学習の手足を縛ることになる
アセットベースの世界では、仕様を満たすことは単なる"審査通過の条件"ではありません。機械学習に渡せる「素材の幅」そのものになります。たとえば横向き(1.91:1)の画像しか入れなければ、スクエアや縦向きが必要な配信枠には出られません。見出しを推奨本数より少なく入れれば、Googleが作れる組み合わせの数が減り、最適化の余地が狭まります。つまり仕様を満たすこと=配信機会と最適化余地を最大化することなのです。文字数・サイズ・本数の要件を知ることは、もはや制作の前提であり、成果づくりの第一歩です。
「構造」と「素材」の両輪
もうひとつ大切なのは、仕様(素材)だけでなくアカウント構造も成果を左右するという点です。どんなに良いアセットを揃えても、キャンペーン・広告グループの組み方が間違っていれば成果は頭打ちになります。構造設計については 成果の出るGoogle広告のキャンペーン・広告グループの組み方 で詳しく解説していますので、本記事(素材=仕様)と合わせてお読みください。「正しい構造に、仕様を満たした良質な素材を流し込む」——これが成果の両輪です。
この章の本質:現代のGoogle広告は固定バナー入稿から「アセットベース」へ転換した。仕様を満たすことは、審査通過のためだけでなく、機械学習に渡す素材の幅=配信機会と最適化余地を最大化するための前提条件である。
02 全キャンペーン共通の基本仕様|推奨画像サイズ・比率・文字数の考え方
個別のタイプに入る前に、ほぼすべてのキャンペーンに共通する「基本のキ」を押さえましょう。ここを理解しておくと、各タイプの仕様表が驚くほどスムーズに読めるようになります。
まず用意すべき2つの画像サイズ
Google広告で最も汎用的に使われる画像サイズは、次の2つです。迷ったら、まずこの2点を高解像度で用意すれば、多くのキャンペーンの土台になります。
- 横長(1.91:1):1,200×628ピクセル——検索・ディスプレイ・P-MAX・デマンドジェネレーション・アプリなど、ほぼ全タイプで使う最重要サイズ。
- スクエア(1:1):1,200×1,200ピクセル——モバイル面やフィード面で強い、これも必須級のサイズ。
これに加えて、モバイルの縦長面を厚く取るための縦向き(4:5)、動画フィードやショート向けの縦向き(9:16)、そしてブランド表示のためのロゴ(スクエア1:1/横向き4:1)を、タイプに応じて追加していきます。
主要なアスペクト比と推奨サイズの早見表
キャンペーンタイプをまたいで登場する代表的な比率と推奨サイズを一覧にしました。
| 比率 | 推奨サイズ(px) | 最小サイズ(px) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 横向き 1.91:1 | 1,200×628 | 600×314 | ほぼ全タイプの主力画像 |
| スクエア 1:1 | 1,200×1,200 | 300×300(RDAは600×600推奨) | モバイル・フィード面 |
| 縦向き 4:5 | 960×1,200(アプリは1,200×1,500) | 480×600 | モバイル縦長面の占有強化 |
| ロゴ 1:1 | 1,200×1,200 | 128×128 | ブランドロゴ(スクエア) |
| ロゴ 4:1 | 1,200×300 | 512×128 | ブランドロゴ(横長) |
| 動画 16:9 / 1:1 / 9:16 | 1,920×1,080 ほか | — | 動画・デマンドジェネ・P-MAX等 |
画像形式は一般に .jpg または .png、ファイルサイズの上限は多くのタイプで 5MB(5,120KB)です(タイプにより異なります)。動画はYouTubeへのアップロードが前提になるものが多い点も覚えておきましょう。
文字数は「全角=半角の半分」で考える
Googleのヘルプでは文字数が「半角◯文字(全角◯文字)」と併記されます。日本語は全角なので、実務では全角の数値を見ます。代表的な上限の目安はこうです。
- 広告見出し:全角12文字(検索の広告アセット)/全角15文字(RSA・P-MAX・RDA・アプリ)/全角20文字(デマンドジェネレーション)。タイプで上限が違うのが要注意ポイント。
- 長い広告見出し:全角45文字(半角90文字)が目安。
- 説明文:多くのタイプで全角45文字(半角90文字)。RSAは全角45文字×最大4本など。
- ビジネスの名前:全角12文字(半角25文字)。
「見出しの上限はタイプによって12/15/20と変わる」——この一点を頭に入れておくだけで、文字切れ事故の大半は防げます。正確な本数・上限は各詳細記事の表でご確認ください。
共通仕様の覚え方:「画像はまず1,200×628(1.91:1)と1,200×1,200(1:1)。比率を足すなら4:5と9:16。ロゴは1:1と4:1。文字は全角で見て、見出しの上限はタイプ次第(12/15/20)」。この一節を暗記しておけば、どのタイプの仕様表もスラスラ読めます。
03 8キャンペーンタイプ仕様マップ|早見表とリンク集
ここからが本記事の中核です。8つのキャンペーンタイプの「狙い」と「主力フォーマット」を一覧にしました。自分が使うタイプを特定し、第4章以降のカードから詳細記事へ進んでください。
| キャンペーンタイプ | 主な配信面 | 主力フォーマット | こんな目的に |
|---|---|---|---|
| 検索 | Google検索結果 | レスポンシブ検索広告(RSA)+アセット | 顕在ニーズの刈り取り |
| P-MAX | 検索・ディスプレイ・YouTube・Discover・Gmail・マップ | アセットグループ(全アセット横断) | 全面横断で最大化 |
| ディスプレイ(RDA) | Googleディスプレイネットワーク(GDN) | レスポンシブディスプレイ広告 | 潜在層への面拡大・リマーケ |
| デマンドジェネレーション | YouTube・Gmail・Discover | 単一画像/カルーセル/動画 | SNS的なビジュアル需要喚起 |
| アプリ | 検索・Google Play・YouTube・Discover・GDN | アセット入稿(自動生成) | アプリのインストール/継続課金 |
| 動画 | YouTube・Google TV・動画パートナー | インストリーム/バンパー/インフィード等 | 認知・比較検討・行動 |
| ショッピング | 検索・ショッピングタブ等 | Merchant Centerの商品データ | EC・小売の商品販売 |
| 旅行 | 検索・Googleマップ | おすすめスポット/民泊・ホテル広告(フィード連携) | 観光・宿泊・アクティビティ |
下のセクションでは、各タイプの「最重要の仕様要点」だけを抜き出して紹介し、完全な数値表(文字数・本数・画像サイズ・ファイルサイズ)は各詳細記事にまとめています。気になるタイプのカードをタップしてください。
04 検索キャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
検索キャンペーンは、Googleで「いま探している」顕在層を刈り取る、運用型広告の王道です。主力はレスポンシブ検索広告(RSA)。見出し(全角15文字)を最大15本、説明文(全角45文字)を最大4本入稿し、Googleが組み合わせを最適化します。さらに、サイトリンク・コールアウト・構造化スニペット・画像などのアセット(広告表示オプション)で広告枠を広げ、クリック率を底上げします。
- RSA見出し:全角15文字(半角30文字)、最大15本、必須。
- RSA説明文:全角45文字(半角90文字)、最大4本、必須。
- ビジネスの名前:全角12文字(半角25文字)。ロゴ(1:1)推奨1,200×1,200px。
- 画像アセット:スクエア1:1(推奨1,200×1,200px・最小300×300px)、横向き1.91:1(推奨1,200×628px)。
Google検索キャンペーンの仕様とフォーマット要件|見出し・説明文の文字数・画像アセット・RSAを徹底解説
RSAの見出し・説明文の本数と文字数、ピン留め、表示URLパス、サイトリンク等のアセットまで、検索広告の仕様を数値付きで完全網羅。
▶ 詳しく読む05 P-MAXキャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
P-MAX(パフォーマンス最大化)は、1つのキャンペーンでGoogleの全インベントリ(検索・ディスプレイ・YouTube・Discover・Gmail・マップ)に配信する、現在の主力フォーマットです。広告グループの代わりにアセットグループを作り、テキスト・画像・動画・ロゴをまとめて入稿します。
- 広告見出し:全角15文字(半角30文字)、最大15本(うち1本は全角7文字以内)、推奨11本以上。
- 長い広告見出し:全角15〜45文字、最大5本。説明文:全角45文字、最大5本。
- 画像:横向き1.91:1(1,200×628px)/スクエア1:1(1,200×1,200px)必須、縦向き4:5(960×1,200px)任意。各最大20枚・5,120KBまで。
- ロゴ:スクエア1:1(1,200×1,200px)必須/横向き4:1(1,200×300px)任意。動画:10秒以上を各比率1本ずつ推奨(未入稿だと自動生成)。
Google P-MAXキャンペーンの仕様とフォーマット要件|アセットグループの文字数・画像/動画サイズ・本数を徹底解説
アセットグループの全アセット要件を完全網羅。オーディエンスシグナルや全面横断最適化の仕組みも解説。
▶ 詳しく読むなお、P-MAXは検索以外のチャネル成果を実測で分解しにくいという仕様上の特徴があります。レポートの読み方は P-MAXのチャネル別パフォーマンスの見方 もあわせてご覧ください。
06 レスポンシブディスプレイ広告の仕様(要点+詳細記事)
レスポンシブディスプレイ広告(RDA)は、Googleディスプレイネットワーク(GDN)の数百万サイト・アプリに、枠の形に合わせて自動でサイズを変えながら配信されるアセットベースのディスプレイ広告です。潜在層への面拡大やリマーケティングの主力になります。
- 広告見出し:全角15文字、最大5本。長い広告見出し:全角45文字、1本。説明文:全角45文字、最大5本。
- 画像:横向き1.91:1(1,200×628px・推奨5枚)/スクエア1:1(推奨600×600px・推奨5枚)、各最大15枚。
- ロゴ:1:1(1,200×1,200px)/4:1(1,200×300px)。動画:16:9/1:1/2:3、各推奨30秒・最大5本(任意)。
レスポンシブディスプレイ広告の仕様とフォーマット要件|見出し・説明文の文字数・画像/ロゴ/動画サイズを徹底解説
RDAの全アセット要件と、固定バナー(イメージ広告)との違い、画像品質ガイドラインまで数値付きで解説。
▶ 詳しく読む07 デマンドジェネレーションの仕様(要点+詳細記事)
デマンドジェネレーション(旧ファインド)は、YouTube(フィード・ショート)・Gmail・Discoverといったビジュアルな面で需要を喚起する、SNS広告に近い使い心地のキャンペーンです。広告フォーマットは単一画像広告・カルーセル広告・動画広告から選べます。
- 広告見出し:全角20文字(半角40文字)、最大5本(うちディスプレイ配信には全角15文字以内の見出しが1本必要)。
- 説明文:全角45文字、最大5本(推奨3本)。ビジネス名:全角12文字。
- 画像:横向き1.91:1(1,200×628px)/スクエア1:1(1,200×1,200px)/縦向き4:5(960×1,200px)、各最大20枚。ロゴ1:1(最小144×144px)。
- 動画:横16:9/縦9:16・4:5/スクエア1:1、各10〜60秒(任意)。
Googleデマンドジェネレーションキャンペーンの仕様とフォーマット要件|単一画像/カルーセル/動画広告の文字数・画像サイズを徹底解説
フォーマット別の要件と、類似セグメントを活かしたSNS的ビジュアル訴求の勘所まで数値付きで解説。
▶ 詳しく読む08 アプリキャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
アプリキャンペーンは、検索・Google Play・YouTube・Discover・GDNを横断してアプリのインストールやアプリ内アクションを最大化する、自動化の進んだフォーマットです。広告グループ単位で広告を作るのではなく、アセットを入稿するとGoogleが自動で広告を生成・最適化します。
- 広告見出し:全角15文字(半角30文字)、最大5本(推奨5本)。説明文:全角45文字、最大5本(推奨5本)。
- 画像:横向き1.91:1(1,200×628px)/縦向き4:5(1,200×1,500px)/スクエア1:1(1,200×1,200px)、各最大20枚・5MBまで。
- 動画:横16:9/縦9:16/スクエア1:1、各10〜60秒・最大20本(YouTubeアップロードが前提)。
Googleアプリキャンペーンの仕様とフォーマット要件|見出し・説明文の文字数・画像/動画アセットのサイズを徹底解説
アプリ広告の全アセット要件と、tCPI/tROAS入札・iOS/Androidの違い・ディープリンクまで解説。
▶ 詳しく読む09 動画キャンペーンの仕様(要点+詳細記事)
動画キャンペーンは、YouTube・Google TV・動画パートナーで配信されます。目標(認知・比較検討・コンバージョン)に応じて、スキップ可能なインストリーム/スキップ不可のインストリーム/バンパー(6秒)/インフィード/マストヘッドなど、多彩なフォーマットを使い分けます。
- 動画解像度:横16:9=1,920×1,080px/縦9:16=1,080×1,920px/スクエア1:1=1,080×1,080px。
- 動画アクション:各10秒以上。見出し全角15文字/長い見出し全角45文字/説明文全角45文字/CTA全角5文字。
- バンパー:6秒。インフィード:推奨15秒、見出し全角20文字×2行・説明文全角17文字×2行。
- コンパニオンバナー:5:1=300×60px・150KB未満。サムネイル:16:9=1,280×720px・2MB未満。
Google動画キャンペーン(YouTube広告)の仕様とフォーマット要件|各広告タイプの長さ・アスペクト比・文字数を徹底解説
広告タイプ別の長さ・比率・文字数と、目標別サブタイプ・入札(CPV/tCPM/CPA)の使い分けまで解説。
▶ 詳しく読む10 ショッピング広告の仕様(要点+詳細記事)
ショッピング広告は、見出しや説明文を「書く」のではなく、Merchant Centerに登録した商品データ(フィード)から、商品画像・タイトル・価格・ショップ名が自動表示される、EC・小売の主力フォーマットです。配信はP-MAXまたは小売(Standard Shopping)キャンペーンで行います。成果はフィード品質でほぼ決まります。
- title:必須・最大150文字、LPと一致、宣伝文不可。description:必須・最大5,000文字。
- image_link:必須・最小500×500px以上(2027年1月31日から適用)、透かし/枠線/宣伝文不可。
- price/availability:必須。brand/gtin/mpn:商品識別に必須級。id:最大50文字・一意。
Googleショッピング広告の仕様|Merchant Center商品データフィードの必須属性・文字数・画像要件を徹底解説
商品データの必須属性・任意属性を完全網羅。フィード品質がCTR/CVを左右する理由と最適化まで解説。
▶ 詳しく読むフィード最適化の実務は Googleショッピング広告×商品フィード最適化の完全ガイド もあわせてどうぞ。
11 旅行広告の仕様(要点+詳細記事)
旅行広告は、検索広告のように「キーワードを入札する」のではなく、在庫データ(フィード)と連携して自動表示されるのが特徴です。Google検索・Googleマップで、特定の都市・目的地に関心を示すユーザーへ表示されます。代表が観光アクティビティのおすすめスポット広告(Things to do ads)と、宿泊の民泊・ホテル広告です。
- おすすめスポット広告:キャンペーンの広告やターゲットキーワードの作成が不要。アクティビティのフィードと連携して自動表示。
- 民泊・ホテル広告:Hotel APIで料金・空室などの在庫を管理。検索・マップで表示。
- 詳細仕様:画像寸法やフィード形式はデベロッパー向けドキュメントに定義(things-to-do/hotels/vacation-rentals)。
Google旅行広告の仕様とフォーマット要件|おすすめスポット広告・民泊/ホテル広告の仕組みと設定要件を徹底解説
フィード連携型という旅行広告の本質、設定の前提条件、検索/P-MAXとの位置づけの違いまで解説。
▶ 詳しく読む12 アセット作成のベストプラクティス
仕様を満たすことは最低条件です。そのうえで「成果が伸びるアセット」にするための、タイプを問わず効く原則をまとめます。
① 推奨本数・推奨枚数まで埋める
見出しや画像は「必須の最小数」ではなく「推奨数」まで埋めるのが鉄則です。RSAなら見出し10本以上、P-MAXなら見出し11本以上・画像4枚以上が目安。アセットが多いほど、Googleが作れる組み合わせが増え、多様な配信枠に出られます。素材の幅=最適化の余地です。
② 「軸の違う」バリエーションを入れる
同じような見出しを並べてもテストになりません。「価格訴求」「品質訴求」「実績訴求」「限定・緊急訴求」など、訴求の軸を変えたバリエーションを用意しましょう。画像も、商品単体・利用シーン・人物・テキスト入りなど切り口を変えます。これは ペルソナ設計 と直結します。誰に何を刺すかが明確なほど、軸はブレません。
③ 全比率を揃えて配信機会を逃さない
横向きだけ、スクエアだけ、では出られない枠が生まれます。1.91:1・1:1・4:5(必要に応じて9:16)を揃え、ロゴも1:1と4:1の両方を用意して、配信面を取りこぼさないようにします。
④ 画像の品質ポリシーを守る
過度なテキスト乗せ、枠線、透かし、不自然な余白、低解像度は審査落ちやパフォーマンス低下の原因です。特にショッピングの商品画像は宣伝文・透かし・枠線が禁止。被写体が中央に大きく写った、清潔感のあるビジュアルを心がけます。
推奨本数まで埋める/訴求軸を変える/全比率を揃える/品質ポリシーを守る。この4つを満たしたアセット群を、正しいアカウント構造(ペルソナ単位キャンペーン)に流し込めば、機械学習は最大限に働きます。
13 まとめ
Google広告の仕様は、一見すると無味乾燥な数値表の集まりに見えます。しかしその本質は、「機械学習に渡せる素材の幅」をどこまで広げられるかという、成果づくりの設計図です。本記事の要点を振り返ります。
- 大前提:現代のGoogle広告はアセットベース。仕様を満たすことは配信機会と最適化余地の最大化に直結する。
- 共通仕様:まず1,200×628(1.91:1)と1,200×1,200(1:1)。比率を足すなら4:5・9:16、ロゴは1:1・4:1。文字は全角で見て、見出し上限はタイプ次第(12/15/20)。
- 8タイプ:検索/P-MAX/ディスプレイ/デマンドジェネレーション/アプリ/動画/ショッピング/旅行。それぞれ固有の要件があり、各詳細記事に完全な数値表を掲載。
- ベストプラクティス:推奨数まで埋める/軸を変える/全比率を揃える/品質を守る。
仕様(素材)と構造(アカウント設計)は車の両輪です。正しい構造に、仕様を満たした良質な素材を流し込む——それができたとき、Google広告の機械学習は初めて本来の力を発揮します。各タイプの詳細記事へ進み、あなたの広告を「仕様の取りこぼしゼロ」の状態に仕上げていきましょう。
14 よくある質問(FAQ)
Q. 全部のキャンペーンタイプに同じ画像を使い回せますか?
比率とサイズが共通する範囲では使い回せます。1,200×628(1.91:1)と1,200×1,200(1:1)の高解像度版を用意しておけば、多くのタイプで流用できます。ただし、デマンドジェネレーションやアプリでは縦向き(4:5・9:16)が、ショッピングでは「宣伝文・枠線なしの商品単体画像」が求められるなど、タイプ固有の要件があります。基本2サイズ+タイプ別の追加、と考えると効率的です。
Q. 仕様はどのくらいの頻度で変わりますか?
Googleは機能追加やUI改善のたびに仕様を更新します。本記事や各詳細記事は執筆時点の情報をまとめていますが、重要な制作の前には必ずGoogle公式ヘルプの最新版(Google 広告の仕様: 広告フォーマット、サイズ、ベスト プラクティス)も確認してください。本記事はその公式ページの内容を日本語で噛み砕き、実務目線の解説を加えたものです。
Q. 必須アセットだけ入れれば配信はできますよね?
配信自体はできますが、おすすめしません。必須の最小数だけだと、Googleが作れる広告の組み合わせが少なく、最適化が頭打ちになります。広告の有効性(アセットの評価)も「良好」や「最良」に届きにくくなります。推奨本数・推奨枚数まで埋めるのが、成果を出す前提です。
Q. どのキャンペーンタイプから始めるべきですか?
商材と目的によります。顕在ニーズの刈り取りなら検索、ECの商品販売ならショッピング(+P-MAX)、潜在層の需要喚起ならデマンドジェネレーションや動画、アプリならアプリキャンペーン、というのが基本の選び方です。迷う場合は、目的・ペルソナ・予算を整理したうえで設計するのが近道です。私たち「でもやるんだよ」では、コトラー理論に基づくペルソナ設計から媒体・タイプ選定、仕様を満たしたアセット制作までを一気通貫でご支援しています。